「原因」と「結果」の法則
花粉症についての『「原因」と「結果」の法則』
私の場合、スギ・ヒノキ花粉のような季節性のものではなかったため、ある日突然訪れる花粉症には「原因」と『結果』の因果法則がないではないか?当初はこう思っていました。
しかし、これまで調べてみた結果、花粉症には、明らかに『「原因」と「結果」の法則』が存在するような気がしてきました。
花粉症の最大の原因はおそらく「免疫力」あるいは「免疫力の低下」でしょう。
そしてその結果が、ヘルパーT細胞の誤判断によるIgE抗体の生成、これによる「免疫の過剰反応」、そして花粉症発症ということになるのではないでしょうか?
もちろん私は医者でもなければ、深い医学的造詣は持ち合わせていませんので、ヘルパーT細胞の働きが…なんて軽く言えるものかどうかも怪しいものです。
しかし、ここで言いたいのは、そのような議論の内容の正当性ではなく、どうもこれまで、私も含め多くの人々が、表面の症状だけでとらえすぎていたのではないかと思うのです。
ムズムズ対策グッズ
ここ数年で、症状に対する多くのユニークな商品が開発されてきています。
防塵マスク、花粉用対策メガネ、ノーズマスク、ウイルスガード、ブリーズライト、サプリメント、目薬、加湿器、空気清浄器、キャッチ蚊帳、花粉ガードレース等々、
確かに、最先端の化学や科学技術による様々なグッズは、予防効果や症状の軽減など私たちに大きなベネフィットを提供してくれています。
しかし、これは一方で、花粉症をトリガーとしたビジネス拡大でもあり、そこにばっかり頼っていていいのかという疑問が湧いてくるのも事実です。
これまで見てきたように、もっと根本的な花粉症対策というものが、マスコミを含め話題になるべきではないでしょうか?
花粉症は生活習慣病であるとともに、環境問題や都市化といった問題によるある種の公害という面ももっています。
根治する治療法があるないなどという議論ではなく、免疫力などを含めた、本質論を活発化する必要があると思いますが、いかがでしょうか?