私の花粉症対策戦略
ここまでいろいろ書いてきましたが、私の対策をここでご紹介しておきましょう。
実はこれがとても恥ずかしい話なのです。
当初はバタバタといろいろなことを試したものでした。
まず、私の症状は発症すると結構重いものですから、お医者さんに行って、飲み薬、点鼻薬(とにかく鼻づまりが激しい)等いろいろもらって試しました。
私の場合、点鼻薬は射した時は効果があるので、便利に使いましたが、すぐ詰まってくるのには往生しました。
そこから先が問題です。
何とか直したい一心で、いろいろ素人療法を試し始めたのです。
まず、鼻づまりを直すのに最高に効果があるという「針治療です」。
これは、いわゆる「症状を和らげるツボ」というものに、お灸をしたり、人によっては針を刺していくのかもしれませんが、指で刺激を与えるだけども効果があるのと思いますので、今回はその「ツボ」とツボを押すポイントなどをご紹介したいと思います。
印堂(いんどう)
効果:鼻水・鼻づまりと目のかゆみの改善
場所:眉と眉の間(中央)
方法:親指、または人差し指の腹で多少強めに数回指圧する。
(ほとんど指の位置をずらすことなく小さな円を20回ほどの指圧で描くようなイメージ)
迎香(げいこう)
効果:鼻水・鼻づまりの改善
場所:小鼻と言われる鼻の左右の膨らみのすぐ横
方法:2〜3秒間ゆっくり押して、押した倍ほどの秒数を休むという感じで3回ほど指圧する。
これと同じく、鼻のすぐわきの「迎香(げいこう)」というツボをマッサージする、あたたかいタオルで鼻を温める、効果的な鼻のかみかたをする、ブリーズライトを使う、アロマテラピー、ポリフェノール、乳酸菌等々、
いずれも対処療法としては、ちょっとの間効くものもいろいろありました。
これとは別に、私のアレルゲンは「ブタクサ」と「ハウスダスト」ですので、「ブタクサ」はどこにでも生えているので、とりあえずは無視して、特にハウスダスト対策を行いました。
簡単に言えば部屋の大掃除です。塵をださない、ダニを生活させないという考えで、
まず部屋のカーペットをとっぱらいました。
さらに、家具と家具の間を空けていつも掃除機が入るようにしました。
最後は強力な空気清浄器を取り付けました。
実は、こうして部屋を掃除している時に気づいたのですが、
もっと根本的な対策として「免疫力」の正常化というのが一番大事ではないかと思い始めました。
これは、生活習慣と大いに関係がありますが、食生活を改善したりするのは、かえってストレスがかかるので、とにかく
これを心掛けました。
その結果、何が効いたか解りませんが、ひところのような、居てもたってもいられないような「鼻づまり」発作には最近は襲われなくなってきています。